女優ジョディ・フォスター

本書は『告発の行方』と『羊たちの沈黙』でアカデミー賞主演女優賞を二度受賞し、映画監督、プロデューサーでもあり、ハリウッドでも最も影響力のある女優ジョディ・フォスターの伝記である。離婚した母親が一人で4人の子供を育てていかなければならず、ジョディは3歳から子供のスターとして一家の稼ぎ手になった。以後、学費も生活費もすべて自分で稼ぎ出した。逆境から学ぶ不屈の精神で、ハードワークと、気どらない女性たちの役を演じようという決意でやってきた。名門の中学、高校、イエール大学を卒業した。熱狂的なファンに命を狙われる災難も切り抜け、大人の俳優に成長。高い目標をもち死力をつくし挑戦するジョディ、彼女が演じる強い女性たちは、日本の女性・男性たちにも力づけとなるだろう。原著者テレーゼ・デ・アンジェリス（Therese De Angelis）はアメリカの作家で青少年むけの本を出版している。（2002年）